一瞬に生きる 小久保監督特別講演を聴いてきた@テクマトリックス CRM FORUM 2016
自分の業界のイベントに小久保さんが講演に来ました!
一瞬に生きるという題で、ダイエー入団から巨人移籍、ソフトバンク復帰の現役時代の話はもちろん、今年のプロ野球キャンプレポートや例のプレミア12の韓国戦の継投についての裏話(笑)まで多岐に渡ってお話しいただきました。
一見コールセンターとの関連性が見えないようにも見えますが、侍ジャパンを作る話とかは、共通しているところもあり、参考になりました(小並感)
無償トレードでの巨人移籍の話
野球ファンとしては衝撃だった小久保さんの無償トレードについてのお話。2003年、オープン戦で大怪我をして1年間棒に振ったが、ダイエーでは過去の実績から競争せずともレギュラーが確約されてたらしく、1年間プレーしていない人間にレギュラーを確約するような安住の地は出るべきだと判断したらしいです。
移籍先の巨人では早速元広島の4番・江藤との競争を強いられ、その状況に燃えて、清原らスターが多くあまり声出し等がなく静かな練習の中、周りに流されず若手のごとく声を出し、結果的に競争した事が自分の復活に繋がったそうです。(この年40本塁打を記録)
確かに1年間プレーしていない状況でレギュラー確約を言い渡されたら、色々と緩みが出て復活できなかったかもしれませんね…。
また、周りの雰囲気に流されずに声を出したり、チームメイトを叱咤激励したりする姿勢から、外様なのに3年目にはキャプテンに指名されたこと、よい伝統を継承するのは難しい、だが悪い習慣はすぐ身につく…というお話が印象に残りましたね。
プレミア12の韓国戦の裏話
投手コーチの提案で、大事な試合は大谷→則本でいくことを決めていたそうです笑。
韓国戦は大谷に指の怪我があり、完投ではなく継投にしたとのこと。
侍ジャパンを作る上で意識したこと
①まずは軸を作る:エース、4番、守護神
・エースは前田健太。大切な試合で先発できるよう逆算して先発起用することを意識した。今大会では準決勝以降の舞台である日本行きを決める試合である準々決勝(台湾)で先発起用できるよう逆算。
・4番は中村。今まで中田を起用したが、プレッシャー等から成果を残せず。人を活かせるポジションに導くのもトップに立つ人の仕事。
・ルーキーの頃から根元や石毛に、将来上に立つのだから、自分ならこの選手をどう扱うか…という監督の視点を養うよう指導された。若いうちから上の目線で考えることも大切。
・使命感と責任感と覚悟:気持ちの部分は大切なところである。プレミア、WBC、五輪と日本を代表して参加するという心意気。
伸びる選手の共通点
・強烈な自身のビジョンを持ち追求している
・自身の長所を知っている。
→長所は消させない。長所を活かし、短所は引き上げる。
・空いた時間の使い方が上手い
→1日少しの時間でもよい。時間・金・労力を惜しまない人は伸びる。
・素直(やった上でダメなら頑固に)
→イチローも自分を貫いていたイメージが強いが、信頼している打撃コーチの話はしっかり聞いていた。
イチローの凄いなあと思った話
小久保:2年目にHR王→天狗となり3年目はスランプ
イチロー:連続首位打者
なぜ、自分とイチローで差がついたのか?
→イチローの信念
自分の心の中には磨き上げたい原石がある。それを野球を通じて磨くんです。
日々のルーティーン
ルーティンを繰り返すと、日々の小さな変化や異変に気付く!(朝カレーや準備など)
だからこそ、ケアも適切に行えて、今まで筋肉系の怪我をした事がない!
逆境の話
人生には必然的に壁が現れる。でもそれは、人生には必要なモノで、ベストなタイミングで訪れる。
→振り返れば人生には無駄が無い。
一瞬に生きる
物事に取り組む際は、「全身全霊・全神経を研ぎ澄ましてやっているか」を自問自答せよ。
→しても無いのに、色々考え込んだり悩んだりしてないか?
→全身全霊でやったものに後悔は無い
→常に一瞬に生きる気持ちを
本もあるようなので、ぜひとも読んでみたいと思います。
さて、各ブースを回るとするか。
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